2010年10月31日日曜日

日曜・曇り・徒然



産直市場グリーンファームのヘビーユーザーである我が家は今日も一週間分の野菜を買いに行ってきましたよ。
やっぱりこの時期は松茸をはじめいろんな種類のきのこが並んでました。
お店の中には定番とも言える“蜂の子”も…。高価な蜂の巣が売られていましたよ。

さあそれから、我が家のこむぎちゃんの生地でもある牧場です。
今日もロバのすっごい鳴き声を聞くことができました。(笑)

うひょひょひょぉ~! うへッ、うへッ。
   うひょひょひょひょ、ひょぉぉおおお~
         (なんか、ちがう気がする?)

この子がそんな声を出すなんて想像もできんけど…



月の輪熊の太郎くんもお昼寝なのか冬眠の準備なのか。ごろごろ仰向けになって何やら遊んでるみたいですなぁ。



そうそう。生まれて間もない仔山羊が2頭おりました。
こちらはうっとり眠そうな顔…、これからお昼寝タイムでしょうか。



こっちは授乳タイム…



うぅむ、やっぱりこむぎちゃんより人懐っこいおっとりタイプ。(笑)

飼育担当Iさん、種付けで忙しそうでした。

こむぎちゃんもそのうちお世話になるかなぁ…

ダチョウやアヒル、ウサギ、馬、豚…どの動物もあんまり動きがなくて、なんやら穏やか。
季節のせいか、曇天のせいかわからんけど、時の移ろいの中で彼らは自然に逆らわず暮らしているんでしょうね。

徒然なるままに…

「ハラヘッタァァア~~」
「誰か遊ぼ~~」

さっきのロバと同じようにそんなことを(心の中で)叫んでたら…

ほいッ!



長女がみたらし団子を作ってくれました…
たいへんおいしゅうございましたです。(笑)



お皿に添えられたのは庭で紅葉したジューンベリーの葉っぱ…

明日から霜月、もう11月ですよ。

2010年10月27日水曜日

木枯らし1号



今日はほんまに寒い朝になりました。
天気予報ってえらいもんやなぁ~なんて感心してしまいます。



初霜のお庭。家族そろってちょっと期待していた初雪とはなりませんでした。
外気温は8℃、湿度が48%。

空気が澄んでいて東の空がとてもきれい…。
いつもと比べてすごくおいしく感じる“夜明けのインスタントコーヒー”…。

ぼちぼち冬の準備をすすめなあきませんな。

2010年10月25日月曜日

大きい声では言えませんが、小さい声では聞こえない。

6年生の長男にとって仲のいい男友達が2人おりまして

毎日のようにいっしょにいるのが当たり前のような、なんというか恋人どうしのような仲の良さ。

なんせ「将来はいっしょに暮らす」そうですから…。(笑)

そこに末っ子娘が加わって「秘密基地」を作ってるみたいです。


一生懸命、目の色変えて…


懐かしいなぁと子供のころを思い出しながら、一生懸命作ってるところを眺めるわけです…。


ん? 


面白いなぁ、草むらの中でごそごそやってるのん、まるごと見えてるで。どこが秘密基地やねん…。

いやいや、やっぱりそこに触れてはいけません。おとなは大人しくそぉ~っと見ておきましょう。

まだまだ、完成までの計画があるみたいですけど、完成したらきっと


「お父ちゃん、秘密基地できたで。見においで。」なんて連絡があるので有り難い。(笑)


仲間だけの「秘密基地」を作る一生懸命な気持ち、大切にしたいなぁと思いました。


もちろん、現場の状況をお見せすることはできませんので写真はありません。
完成後、撮影について許可をいただけるとよいのですが…

2010年10月20日水曜日

ニュース



目の前の牧草畑にはかっこいいジョンディア・トラクターが…。白いラップのサイレージが点々と転がっているのどかな風景が、近いうちにまた見られそうです。

人里に熊が下りてきて各地で人が襲われたりして大きな問題になってますね。
10年後には猟師さんが減って、今以上に問題になる…なんて話があるみたいですけど。
猟師さんも含めた生態系が…なんて話もあるみたいですけど。

なんか違う気がするなぁ~。
この先日本はどうなって行くんやろ…なんて考えるのは自分だけでしょうか。

2010年10月18日月曜日

イルミネーション

うわさに聞いていた信州大芝高原イルミネーションフェスティバルに初めて行ってきました。
自宅から大芝高原までは車で7分ほど。家族5人で急いで晩めしを済ませ、外に出てみると…
「寒ぅ~ッ!!」
寒暖計で計ってみると、11℃ですやん。実家がある奈良の冬ってこんな温度やったような…なんて思いながら、10月半ばを過ぎたこの時期にごっつい上着を着てお出かけです。
ちなみに故郷の奈良。10月の秋祭りはまだまだ暑いはずです。子供がアイスホッケーをやってるのでわたくし、上着は年中出しっぱなしなんですが…。

さて、その大芝高原です。規模が大きくて有名って聞いたことがあるんですけど、初めてなので規模というものはよくわかりません。
でも、ふだん夜に遊びに行くような場所じゃない森の中の林道や広場をとてもうまく利用されており、個人や企業の作品が並んでいて幻想的な空間が作られていました。

イルミネーションと言えばクリスマスという感じで、去年は我が家も庭に大きなツリー…ではなくてツリーの形のイルミネーションを作ったのを思い出しますが、来年は大芝高原デビューしようかな…。(笑)

















2010年10月17日日曜日

岡谷市長杯



今年も岡谷市長杯が16日と17日の2日間、岡谷市のやまびこアイスアリーナに県内のジュニアチームが集まって行われました。


ウチの長男は6年生やねんけどちっちゃいねんなぁ…
なぜか所属チームも平均に背が低い選手が多いねんけど。



でも、チームが目指している美しく連携のとれたアイスホッケーの姿勢ははっきりと見せてくれましたよ。
卑怯で雑なプレーで勝ちあがるよりも、気持ちよく得点することの大切さを選手達もわかってるんでしょうね…

その中で、一生懸命やることが何よりも大切なこと。



自分のポジションの役割。それから、チーム力で勝つことにこだわって頑張っていれば…



そのうちに…



ほら! いいシュートが打てたやん!



初日はオフィシャルのため撮ってませんが、こちらに2日目のパルセイロ戦をアップしました。
  ↓ ↓ ↓
第14回岡谷市長杯

AFの具合が悪くて相変わらずいい写真がないのですが…

2010年10月14日木曜日

今日はあなたのために、明日は私のために



今日午前、チリ炭鉱の落盤事故で地下に閉じ込められていた33人の作業者が全員無事に帰還した。
世界中を幸福感で包んだビッグニュースにあらためて命の尊さを感じた。

昨日お昼過ぎの1人目の無事生還。子供さんとの再会…
ほんまに感動的やったけど、24時間体制の救出活動と彼らの志に敬意を払いたい。

個人的に南米の民族音楽にハマった学生時代。
どこがいいのかと聞かれると口下手な自分はそれをうまい具合に伝えることはできんかった。けど、
今回の事故で度々伝えられてきたニュースの中にチリの勤勉な国民性とか、人々の表情の豊かさとか、お互いを思いやる人間性とかを感じて、それが答えのような気がする。

チリには『今日はあなたのために、明日は私のために』ということわざがあるらしい。
地の底で地上へ戻る順を決める際も、お互いを譲り合ったらしいけど、自分を含めて今の日本人やったらどうやったかなぁ…。
現場を仕切っていたリーダーの判断力と精神力…。最後に地上に復帰した彼が間もなく大統領と面会して抱き合っていたけど、国民の支持率はあのリーダーに軍配があがりそうやなぁと思った。(笑)
もちろん、大統領のリーダーシップも見事やったとは思うけど…

日本の言葉で好きなもののひとつに『お陰さま』というのがある。
神様や仏様など偉大なものの陰に対して、ありがたく恩恵にあずかる。…たしかそういうのが語源やったと思う。

物心ついた頃から、俺は“作る人間”やと思ってきた。もちろん周囲の環境の影響が大きいと思うけど、やっぱり中年のおっさんになって、自分が世の中に貢献できることを考えると“作ること”しか考えられへん。
その人生の中で、どれだけのことができるのかわからんけど、やっぱりおごらずに素直に『お陰さま』を忘れんようにしゃあなあかんと思った。

遠く離れたチリの炭鉱事故と見事な生還劇に、忘れかけてた大きなものを教えられたと思う…。

南米の民族音楽の定番と言えばこれしかないかな。

2010年10月12日火曜日

砦(おか)

今日、この景色を見てネイティブアメリカンの言葉の一節を思い出した。

あなたが創り出したものを、私の手がていねいに扱うことが出来ますように

それだけやねんけど、帰宅して物置のような本棚からなんとか引っ張り出せた。



   おお、グレートスピリット(大いなる霊)よ、
   私は風の中にあなたの声を聞きます。


   あなたの息吹は、万物に生命を授けています。
   どうか私の言葉をお聞き届けください。
 
   あなたが生んだたくさんの子供の一人として、
   わたしはあなたに心を向けているのです。


   私はこんなに弱く・・・・
   こんなにも小さい・・・・
   私にはあなたの叡智と力が必要です。


   どうか私が、美しいものの中を歩んでいけますように。


   そして、赤と緋に燃える夕日の光を、いつも目にすることが出来ますように。





   あなたが創り出したものを、私の手がていねいに扱うことが出来ますように。


   そしていつもあなたの声を聞き取っていられるように、
   私の耳を研ぎ澄ませておいてください。


   あなたが私たち人間に教え諭したすべてと、
   一枚一枚の木の葉や ひとつひとつの岩に、
   隠していった教えの全てとを、私が間違うことなく理解できますよう、
   どうか私を賢くしてください。


   私に叡智と力をお授けください。
   仲間たちに秀でるためではなく、
   私の力をもって最大の敵を打ち倒すためにです。


   汚れていない手とまっすぐな眼差しをもって、
   私があなたの前に立つことが出来ますように。


   そのようであることが出来れば、
   私の命が、夕日が消えかすんでいくようにして、
   この地上から消え去っていくとき、
   私の魂はあなたのもとへ、


   堂々と立ち帰っていけることでしょう。



うぅむ、まさしくそんな心境。
“最大の敵”を倒すために、今、何をしようか…

2010年10月10日日曜日

環境負荷、どないやねん。



いつもお世話になっているアンナプルナ農場の稲穂です。
農場主のSさんもまた化学合成農薬、除草剤、化学肥料を一切畑には投入しない有機農業を実践されているお一人。
食への考えは我が家と同じ、というか教わることが多いんですが…。

親同士の考え方が同じ方向だとやっぱり子供同士も仲良くやってるみたいなんですが、昨年に引き続いて今年も先日から稲刈りとはざかけのお手伝いをさせていただいてます。



無農薬ですからイナゴもいっぱいいます。子供は大喜びではざかけをほっぽらかしてイナゴとりにも精を出すわけです。(笑)
でも、地球にやさしいってこういうことやな、きっと…。
何世紀にもわたって発展し続けてきた農の世界。その風景の中にほっと安らぐものを感じました。
目の前の農場に“取り戻された環境”があったわけです。

手間暇惜しまずやることって、ゆとりのない世間では他人事のように思われてる気がします。
それなのにエコが大流行してる現実…。ほんまにそれってどないやねん…

  地球にやさしい本物の“エコ”
  結局学力で判断する“ゆとり教育”

いずれも本質を見抜いて子供らに伝えていかなあきません…。


さて、今日は近所でウッドチップを無料でいただけるとのことで、近所の農家のかたに軽トラを借りて満載4往復…。
6年生になった長男がニコニコしながら手伝ってくれました。
それもそのはず、ウッドチップの原材料は小学校に隣接する学校林の木なんです。

そもそも小中学校がちょっとした森の中にあるんですが、小学校の隣に保育園を建設中なんです。整地のために伐採されたヒノキとカラマツは製材して園舎建築に利用、残りをウッドチップとして園内と地域で利用しようということになったんだそうです。

2年前からどこかでウッドチップを安く仕入れることができないかと思ってた我が家には嬉し過ぎるお話で…。
はりきって運んで敷いて、ちょっと見栄えが良くなった…気がします。(笑)



あ、それから森のにおいがええ感じなんですよ。いつまで続くのかはわかりませんが、ふかふかするのも手入れの行き届いた山の感触です。

伐採された学校林の木々。そのうちの何パーセントかわかりませんけどこうして我が家にやってきたことが、長男は嬉しかったみたいです。
利用されることなく山で朽ちてゆく木から発生する二酸化炭素も相当な量らしいし、ヒトの都合で伐採されたんやから地元でとことん利用していくのって大事。我が家にとってはもっとミミズが棲めるようになってくれることが、すごい大事…。オヤジのそんな話に、さらに嬉しそうにしてました。

2010年10月3日日曜日

普遍的法則



かのアイザック・ニュートンが見つけた自然界に存在する力をご存じですか?

そうそう、

リンゴは木から落ちる というやつです。 ^^;


毎年、りんごジャムの素材でお世話になっている白鳥さんのりんご農園を伺いました。
栗拾いならぬ“りんご拾い”です。



拾っているのは「紅玉」ですけど、何かおかしいでしょ?
木になってるりんごを収穫するんじゃなくて、落ちたのを拾うなんて…。

じつは白鳥さんは昔ながらの無農薬有機栽培をっされている果樹農家です。

「えらく手間はかかるけど、安全なものしか作りません。」とご夫婦はきっぱり言われてました。

お客さんははるばる日本各地から果物を買い付けに来られるそうです。
その中には皇室の調理担当のかたも…。
まさに宮内庁ご用達のりんごです。

奥様もとなりで“りんご拾い”…。



当然、落ちたりんごはジュースの材料として安い値段で業者に渡ってゆくのだそうです。

しかし、すごい量でしょ? 落ちたりんご…

全体の6割も落ちるんだそうですよ。
つまりちゃんとした値段で売ることができるのは残りの4割だけ…。

でも、りんごが落ちるのを防ぎ成長を促す「成長ホルモン剤」も使っていないのでスーパーなどのものほど大きくはならないんです。
農協(JA)の規格は“美しく大きいもの”で、そこから言うとSさんのりんごは「規格外」…。

「おかしな話だけど今はなんでも“見栄え”で買う人が多いから…。」とSさん。

奥様がおっしゃった言葉
「落ちたりんごも安全だから、そのまま食べても大丈夫だよ。りんごは木から落ちるものなのよ。」


なるほど…

消費者として何を求めるのか…、それは人それぞれかもしれんけど、美しさよりも栄養満点のものがどんな環境でどんな人によって作られているのか…。皆さんも、ちょっと考えてみません?

もちろん農薬を使う農家の方たちが絶対あかん!とは思いません。我が家も厳しい家計の中で、輸入された安い食材や加工品を買わなあかんこともありますし、もしウチが農家やったら多分、農薬使わなやっていかれへん問題と直面するのかもしらん。

農林業が盛んな地域に住んでる我が家はまだ恵まれてるほうやと感じますけど、ふつうのことがふつうに感じられなくなってる世の中ってやっぱりありますやん?

消費者として「地産地消」っていうごく自然なことがごく自然にされない現実とか…
子を持つ親が本当に子供にしてやらなあかんこととか…


アイザック・ニュートンが発見した「自然界の普遍的法則」は重力のみならず、こういったことも含まれるのだと信じる今日この頃。白鳥さんのような方と同じ地区で暮らせることがすごく幸せに思います。

ほんまに、野菜嫌いの子供にまずい野菜を食わせてる世の中、日本が沈没してしまう前にちょっと考えなあきまへんで!


…あかん。またエスカレートしてしもた。

2010年10月1日金曜日

新緑!?

我が家の裏に撒いた牧草が芽を出している。



これはイタリアンライグラス?

イタリアンとオーチャードっていうのを撒いたけど、正直なとこ、どっちがどうなのかようわからん。



草の種を撒いたのはもちろん、こむぎちゃんの飼料として…。

それから、子供の遊び場として…。

それから…

   なんかええことありそうな気がして…。(笑)




さて、緑の海となるのはいつのことやら…

草を育てるっちゅうのも初めてのことやし、うまいこと一面の牧草畑というふうにいくかどうか…