2013年7月21日日曜日

生命の季節

信州伊那谷も先週は相当気温が上昇、身体がこたえる日が続きました。

こう暑いと集中力が落ちて仕事にも支障が出ます。
私の場合は、ケガが増える季節でもあります。気をつけないと・・・。

大自然のそばで暮らしているからか、この時期になるとそこいらじゅうにあふれかえっている生命というものを感じます。

周囲に広がる田んぼだけじゃなく我が家の雨水タンクでも夜になると無数の蛙が大合唱してくれたり、カーテンがほとんどない我が家の夜、網戸にはでっかいのやらちいさいのやら見たこともない形をしたのやらいろんな蛾、時々カブトムシとかクワガタがとまっていたり・・・。

キツネ、ヤマネ、たまにタヌキ、月の輪熊がうろちょろ・・・。子供らの通学路には毒蛇のヤマカガシが昼寝(?)してたり、、、。空にはトンビのほかにも大きな猛禽類が飛んでくることもあったり・・・。

あ、そうそう。我が家のヤギ小屋の居候ネズミはでっかくなっててビックリ。。。

それでもそのすべてが「自然である」ことと受け止めてしまうのは、ヒト(自分)と自然との距離を確かめることで何か安堵感のようなものを得ているのかもしれないなぁと思うのです。


でも、周囲の生き物の命の大半は私たちヒトと比べるとずいぶん短く、儚いもの。
森や林で生き生きとやかましく鳴く蝉の声もあれば、自然の摂理というものなのか誕生とほぼ同時期に途絶える命もあるのです。


先日撮った我が家のデッキです。





デッキの上にはベランダがあるのです。
そこで冬を越し子育てをする雀のカップルが数組いるのですが、その中で今年生まれた赤ん坊の一羽です。



何かの理由で親鳥が巣から落としたのか、単なる落下事故なのか、わかりませんが、いろんなことを感じるのでありました。


もう一つ。

何年も土の中に生きて、ようやく地上に這い上がって羽を広げて、やっと飛べるというのに・・・。
羽化に失敗した小さな命の写真です。



 
 
生きとし生けるもの。この瞬間を一緒に生きていることってやっぱり感動ですね。。。
 
 
 
最後に森で出会ったお友達をご紹介します。
あまり感情を外に表さないタイプですが、いいヤツです。。。