2015年12月13日日曜日

移行しました。

遅くなりましたが、ブログは下記ふたつのホームページのブログに移行いたしました。
今後とも宜しくお願い致します。

Woodworking & Countrylife Design 工房鬼六
チキントラクターの庭


2015年10月6日火曜日

もうすぐスタートします。


夏が過ぎ秋が来て、太陽の光も目に映る風景もその彩りに変わっていますね。
今年はチキントラクターで始まり、がむしゃらに突っ走ってきました。
ここまで来ることができたのも偏にお世話になった皆様のおかげです。感謝の念に堪えません。




皆様のおかげで大切なものを胸に感じて向かう先は明確になりました。
“恒久持続型のものづくり”とはすなわち安心で健康的な暮らしを守るという目的においた工房鬼六の指針であります。

大震災直後のエネルギー問題、美しい国であったはずの日本が今もなお海流によって地球規模の汚染をし続けていること。それを食い止めることができていないこと。
国の対応を見ていても自然の恩恵に浴してきたことを完全に忘れてしまったかのようで非常に悲しい気持ちでいるのです。

相変わらず山から人里に下りてくる動物は、それだけで悪者扱いでニュースに登場。
それなのに森林を破壊し一帯をソーラーパネルで覆う人間。

今こそ取り戻さねば、この国はどこに行ってしまうのか。
目的はずっと先にありますが、その前に侵略者の意識を変えなければなりません。





何が正しいのか。
何がおかしなものを生み出させるのか。
そんなことを頭の片隅に置きながら正しいと思うものを自然の恩恵と慈しみのもとで作ってゆきたいと思うのです。

Woodworking & Countrylife Design 工房鬼六...
改めてお知らせをさせていただきますが、近いうちに二つのホームページを公開し、ブログもそちらに移行する予定です。

お客様にもこちらの拙いブログをご覧いただいてきましたが、移行後も末長く可愛がっていただけるように努めたいと考えています。
今後とも宜しくお願いいたします。







2015年7月27日月曜日

日本の夏。ニワトリの夏。。。

やっぱり夏は暑いですね。
夏休みにお越しになられる県外の方はご注意いただきたいですね。
ここ南信州伊那谷。このところの昼間の気温は35℃前後です。

避暑地と言われるのは朝夕のことでしょうか。
昼間の水分補給は必須です。


いよいよ今年も上半期の最終戦。
気を引き締めていきたいですね。







2015年7月20日月曜日

ニワトリ大工が伝えたいこと 

このところすっかり“ニワトリ大工”と呼ばれておりますオニロクでございます。

本業の傍ら、夜な夜な作り続けているわけですが、このチキントラクターというもの。一般には知られていないものなので「小型の移動式鶏舎」という表現が一番、わかりやすいのかもしれませんね。


酪農牧場の片隅をお借りしている工房の脇に一台、置いているのですが、工房作業の日は一日中、ヒナが入っています。




生後18日目のひよこ。モミジという種類の女の子たちです。




今の時代、鶏が放し飼いされている風景はめったに目にすることがなくなりました。
我々アラフォー世代には知らないかたもたくさんおられるんじゃないでしょうかね。。。

小学校に鶏がいた時も、飼育係の役割は水を与えることと、袋に入った鶏の飼料を計量カップなどですくってえさ箱に入れるぐらいだったような気がします。あとは鶏舎の中を掃除したりとかでしたっけ。

そういえば、彼らの糞はただの「きたないもの」だったでしょうか。




生態系がどーのこーのとかは別として見ても、このヒナたちの姿に自然であることを感じませんか?

少しずつ草や昆虫などを食べるようになった彼らの成長を見てると、まるで小さな生命だとは思えないんですよね。
すごく不思議なんですけど、ヒナはもちろん、草や土、食べられてしまう昆虫、ヒナが落とす糞。すべての中に、意味のないものが見つけられないんです。



これが自然なんだと。これが生態系なんだと。
豊かな気持ちになって、つまり癒されている自分がそこにいることに気がつきます。

チキントラクターを作って販売に至ったきっかけは、その瞬間に自分自身が感じた気持ちを伝えたいという思いに始まっています。

キツネやハクビシン、タヌキ、イタチ、ヘビ・・・。鶏の天敵は周囲にたくさんいます。
彼らもまた“生きる”ことに必死でチキントラクターを狙ってきます。

確かに当初、電気柵のようなもので鶏を守るという案も出ておりました。
けど、いわゆるチキントラクターの構造を設計するにあたり行っていた実証実験において、キツネに鶏が食べられ、夜中に飛び起きて、実験用チキントラクターの向こうのたくさんのキツネと睨み合った瞬間…。
あっさりその案は消えました。

なぜか。

そこに人間の発明した電気という文明の利器を導入することがフェアでないと感じたんです。
おそらく東北の震災以降の原発、エネルギー問題、オリンピック誘致、TPP参加表明、その他日本の動向。そんな流れの中、大自然のそばにいる私自身が感じてきた不自然さから覚えた感覚なのかもしれません。

日本がどこにゆくのか。子供や孫の未来がどんなものなのか。
正直、間違ってると感じるものにはどんな手を使って反対しようかとない知恵を絞る日々です。

自然の流れに背かないでいてほしい。経済的な成長だけが日本じゃないことに気づいてほしい。

しがない大工が作ったチキントラクターですが、そこにいる鶏の姿を一番見てほしいのは日の丸の親方なのかもしれません。




つい一週間ほど前のこと。
ありのままの姿を長い年月をかけて追求してきた林檎園にて。
ひよこたちがとった行動はほかの草地とは明らかに違うものでした。






ありのまま、逆らわず、自然に生きていくこと。
やっぱり大事ですよね?






⚫︎ Facebookをされている方のみになりますが、Chicken Tractor のページを設けています。よろしければ覗いてくださいね。

2015年7月2日木曜日

体が求めているもの 〜ストレスない時代へ〜

日々、ストレスを抱えてませんか?
都心部で鉄道の人身事故により1時間運休状態って聞くと、またかと、、、。

お勤めの皆さんによって日本の経済が支えられ、問題を抱えながらも平和でいられることに感謝しなければならないと思っています。

ただ、便利なものに囲まれて良くなった反面、時間の流れの慌ただしさに目が回りそうなのを感じる時があります。
南信州伊那谷という自然豊かな環境でさえ、そうなんだから都心の第一線で勝負されてる方たちはどうなんだろうと心配でならないのです。

ストレス回避は自己で管理できるはずです。
自然の時間の流れ、心の豊かさというものはチキントラクターでも感じていただくことができます。

鶏で? 本当に? と思われる方もおられるでしょうが、ストレスのない環境に在る鶏の姿から感じられる豊かなものがあるのです。

安心な食とはどういうものか。それは外からの情報によるものではなくて、本来は体が欲するものだと思います。
ところが生き物から与えられてる肉・卵・乳などの生産、狩猟、流通の現場はイメージできても実態を知らない方がほとんででしょう。

野菜・果物も同じですが、生命を頂戴して自身の糧となっていることをよく理解した上で食生活に工夫する「楽しみ」をチキントラクターを通じて感じていただきたいのです。


先日より各誌で取り上げていただいておりますので、こちらも参考になさってください。



(月刊かみいな 2015.6.26)



(信濃毎日新聞 2015.6.21)



(長野日報 2015.6.23)




(現代農業 8月号)



基本的に工房鬼六(こうぼうおにろく)は「恒久持続型のものづくり」というテーマを掲げています。
森林を守り育てる林業関係者と人の暮らしを支える農業・漁業関係者の皆さんと密に繋がってお互いに支えあってゆきたいと考えています。
アイデアはいくらでも投げかけていただいてけっこうです。いっしょにカタチにして行きましょう!

長くなりましたが、最後に現在、製造販売させていただいているチキントラクターをご紹介させていただきます。




【高耐久性仕様】
W.138 D.2000 H.100
¥138,000(税込)





【ローコスト仕様】
① W.910 D.910 H.100
¥24,500(税込)
② W.910 D.910 H.100
¥26,500 (+¥5,000 塗装)(税込)





【オーダーメイド事例】
(ローコスト仕様をベースに寸法・開閉部を追加)
W.700 D.2000 H.100
¥85,000(税込)




【オーダーメイド事例】
(高耐久性仕様をベースにひよこ用フルオーダー)
W.380 D.620 H.620
¥55,000(税込)




現在、ホームページを準備中ですが、そちらでは導入された農業関係者様を含めいろんな方の「こだわりチキンライフ」もご紹介させていただければと思っております。
しばらくお待ち下さいね。




お問い合わせはお気軽にどうぞ〜♫

Woodworking & Crafts 工房鬼六 (こうぼうおにろく)
代表:藤田 貴行
〒399-4501 長野県上伊那軍南箕輪村8306-1103(工房・事務所)
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