2010年9月29日水曜日

開幕

すっかり秋めいて朝夕は寒いほどの毎日です。
家庭菜園もぼちぼちと片づけていかないと、白菜の苗がスタンバイしてる状況。
夏野菜の終わりはほんまに寂しいもんですが、季節の移ろいは有り難いもので逆らうことはできませんよね。

さて、秋もまた魅力ある季節です。

  味覚の秋
  収穫の秋
  芸術の秋
  祭りの秋
  スポーツの秋

ほんまにいろいろありますねぇ…
故郷奈良も今頃は祭りで若い衆は大変やろなぁ…

そう言えば、プロ野球はいよいよ終盤ですが、逆に開幕したところなのがアイスホッケー。
マイナーなスポーツやからアジアリーグなんて言うてもなかなか知られてはいないのが残念なのですが…

北海道・苫小牧あたりはすごい盛んですけど、じつは国内初の公式戦は諏訪で行われたんですよね。
ウチの子供は岡谷に本拠地を置くやまびこバスターズに在籍して頑張ってます。彼らもまた10月16日と17日の岡谷市長杯でいよいよシーズン開幕。


先日までの練習試合の写真といっしょに少しジュニアスポーツとしてのアイスホッケーを紹介させていただきましょう。

新潟県にあるチームはライバルであり兄弟のような存在。
青色のジャージ、スナイパーズ新潟さんの選手です。かっこいいでしょ~。低学年ですよ~。



スケートとホッケー、ふたつのスポーツを同時にすることって考えると難しさがわかってもらえるでしょうか。
小学校低学年のチビッ子でも相当なスピードでパックをコントロールしているのがわかるでしょ。

4年生以上の高学年になると当然、低学年以上のスキル、それにそれぞれのポジションの重要性が一段と求められるわけです。

自分よりもチーム全員で勝ちたい…。そんな大きな声をかけ合って必死に頑張る姿ってええもんですよね。
ハッスルハッスル!!



興味がある方はぜひ、試合を見に来てやってください。もちろん無料です。
岡谷での大会ではわたくし、オフィシャルをしていてお相手はできないかもしれませんが…

さぁ、また忙しいシーズンがやってくるのか…
しかし、みんな大きくなったなぁ…。



今年もまた、子供の成長に泣くんやろうなぁ…。(鬼の目にも涙っちゅうやつですな。笑)

2010年9月26日日曜日

メェえ~~ と ベエぇ~~



我が家のニューフェイス。といきたいところですが違います。(^.^)

近所にある信州大学農学部のサフォーク、“剛くん”です。

AFC祭に出掛けた際の写真ですが、柵に「もうすぐお別れです。」なんて書かれていたもんですから、「なんでやろ。ま、まさか…お肉になるのでは!?」なんて思ったので、学生さんに聞いてみたら牧場に引き取られるとのことで…。
さらに聞いてみると、さらに近所のOさん農場に引き取られるとのことでした。


そして、“剛くん”のとなりの柵はウチのこむぎちゃんと同い年の仔羊たちです。(笑)



なかなか羊も可愛いもんですねぇ。
信大のお姉さんにふすまをもらってみんなかぶりついて食ってましたよ。
好きなものには“迷いがない仔羊”ってところでしょうか…


ところで山羊と羊の違いってわかりますか?

けっこう、いろいろとあるんですよ。染色体の数とか、性格とか…。

わかりやすいところで今日のタイトルがその一つです。

2010年9月23日木曜日

芋名月



サツマイモの出来を確かめるべく端っこの株を掘ってみました。
形はいいけどまだまだ早い。辛うじて食べられる全長15センチぐらいのが1個です。
芋掘りはまだしばらく先かな…


中秋の名月というのは、いわゆる旧暦(太陰太陽暦、天保暦)8月15日の夜の月のことなんだそうですね。
中秋の名月の日が必ずしも満月になるわけではなく、今年は今日9月23日が満月ということです。

お月見のお供えの定番といえば、ススキと月見団子ですが、中秋の名月には芋を供える風習もあるそうで、中秋の名月のことを「芋名月」と呼ぶこともあるそうですよ。

面白いですね、こういうのを調べてみるのって…。


じつは我が家は満月の今夜が中秋の名月だと思いこんでいたので、昨日のすごい雨も残念に思うこともなく過ごしてたりして…。(笑)

でも、こういう季節事って四季がある日本を美しく感じることができるええもんやと思ってるんで、我が家のお月見は今夜でした。と言っても肝心の満月は雲の中やったんですけどねぇ…。



こむぎちゃんが今ハマってるすすきをちょっとわけてもらって…
奥方が作ってくれた白玉だんごをいただきました。

日本に生まれてよかったなぁ~

2010年9月21日火曜日

干し草



きれいに干せた草はいい匂いがする。
カズノコソウとエノコログザかな?

これらの草は世の中の大半では雑草として嫌われているんやなぁ…

猫じゃらしなんて呼ばれてるエノコログサはじつは食べられる植物なんだそうです。
たとえば穀物の一つである粟(アワ)はエノコグサの変異種で、短期間で実をつけることもあるからでしょうか、栄養価はすごく高いそうです。

もちろん干し草を作るのは冬の間のこむぎちゃんの飼料のためなんですが、少しずつ調べてみるといろんなことが勉強になったりして面白いもんです。

同時に畜産農家の方たちの苦労がわかる気がします。
当たり前にスーパーに並んでる牛乳も、有り難いもんやなぁと…。

ちなみにうしろに写ってるクローバーも栄養バランスが良くて繊維質、カルシウムが豊富に含まれてるんですよ。
なるほど、こむぎちゃんが一時期、よく食べてました。

明日のおかずにクローバーのおひたしなんて…、いかがですか? (笑)

2010年9月17日金曜日

種をまく人



まいどおおきに、鬼六です。
今日は名画を引っ張ってきましたよ~

え、なに? 話題がキャラと合ってないって?

いや、まぁそう言わんと。一応、芸大卒ですので。
母校のまたの名は「大阪芸人大学」なんて言いますが…


ま、それはこっちへ置いといて…。


ミレーの名画「種をまく人」です。


皆さんはこの絵を見てどんなことを感じますか?

暗い絵やな、とか。
そんなに乱暴に種をまいたらあかんやん、とか。
ちゃんと顔、描けー、とか。
やっぱり男の人や、とか。

   ん…?

なんでもええねんけど、絵というのは見る人にいろんな楽しみやメッセージを与えてくれますね。

僕がこの絵を初めて見たのは21年前になります。
その時、感じたのは秋の季節でした。

今でもやっぱり同じなんやけど、南信州の農業が盛んな地域に移り住み、いわゆる「農的暮らし」に憧れる今日この頃。いったい何の種をまいてるんや?という疑問が突然わいてきたわけなんですよ。

こういう事ではいろんな人があーやこーや言うて、“説”というものを生みだしたりしますよね。
ちょっと調べてみたんですけど、一番有力そうなのがこれですわ。

この絵はミレーがパリからバルビゾンに移った最初の年に描かれたものですが、描かれた場所は大地の傾斜から海沿いの畑であるといわれています。ミレーの故郷グリュシーの畑の多くは海沿いの断崖絶壁の上にありました。このことから故郷グリュシーをモデルに描かれたとされています。グリュシーでは麦はとれなかったため、蕎麦(ソバ)の種をまいているとする考え方もあります。種まきの作業は朝に行うこともありますが、この作品では秋の夕暮れ時となっています。(山梨県立美術館さんのページから抜粋) 

なるほど蕎麦か…。っていうか蕎麦って外国にもあるんですね。信州だけのものかと…(笑)

しかし、あらためてこの絵をじっくり見てると“牧草畑”に見えてきたんですよねぇ…
ほかの人にはどういうふうに見えるんやろ…

そうそう。このお兄ちゃんが一生懸命まいてる種。
牧草の種とちがうんかなぁ…  と思って、今日の日の秋の夕方。

わたくしもこむぎちゃんのために牧草の種をまきました。
もちろん! お兄ちゃんに負けへんぐらい一生懸命・・☆

2010年9月15日水曜日

子ヤギの時間



「子ヤギの時間」誠文堂新光社

これ、文句なしにいい本ですよ。
個人的に久々のヒット!

愛らしい幼いヤギさんがいっぱい登場してて、心が癒されまくりです!!



こむぎちゃんも大きくなってきたし…
子ヤギと呼べる時間も少なくなってきたかなぁ…



おてんば同士、仲良しです…



ウチの子供らが子供である時間も大事にしたいなぁと思う今日この頃です。

2010年9月8日水曜日

neutral



       「ピカピカのぼくたちのままで。」

            ひまわりはただ空を見あげて言った。

          泣き顔も笑顔も永遠の輝き
  
              生きる瞬間  時がとまる気がしたよ。
 
                  ひまわりはただ空を見あげていた…♪



他愛もない自然の風景に昔、ツレと歌ったあの歌が流れてきよる。
やっぱり秋なんやなぁ…なんて、目の前の景色にうっとりしてしまうねんなぁ。



ふたつのわかれ道が現れると
「どっち行く?」なんてすぐに誰かに決めさせるオレ、優柔不断。(笑)



あそこに見えるのは熊が棲む森との境界線。
巷では熊が人里に現れて人を襲った…なんてニュースに流れたりしてるけど
人間が彼らの生活を脅かしてることもあるやろ。
あの境界線を越えないとしても…



いろんなことを感じるこの季節…、嫌いとちゃう。

そよ吹く風には台風の気配か…

2010年9月2日木曜日

秋の気配



朝夕すっかり涼しくなってきましたね。夜9時にもなると秋の虫の声が聞こえてきます。
お~い、田んぼのカエルはどこ行ったんやぁー? www

暑い暑いといいながら確実に秋はそこまでやってきているみたいですなぁ。
夜は寒いぐらいの日もある山の裾の我が家。昼間は相変わらず暑いもんやから身体の調子はまた狂ってしまいそうですわ。

それでも牧草が広がる近所の風景に、お日さまの光が少しやわらかくなっているのを感じます。

あぁ、もう秋になるのか…なんてちょっとセンチメンタルジャーニーな鬼六でございます。


  読み捨てられる雑誌のように 
 
     私のページがめくめくれるたびに

            放りだされてしまうのかしら・・・♪  古ッ(笑)


さて、いわゆるクローバーの一種ですが、アカツメクサ。一般的には白い花のほうをクローバーと呼ぶそうですが我が家にはこのほかベニバナツメクサ、いわゆるストロベリーキャンドルを育てています。



ふだん当たり前のように目にする植物ですけどよく見ると美しい姿をしてます。

クローバーのようにマメ科の植物も我が家のこむぎちゃんの大好物。
白い花と赤い花があると決まって赤い花のほうを選んでるのは、やっぱりそっちのほうが甘いのかなぁ…


あ、そう言えば冬の飼料をがんばって用意しないと…
今の4,5倍は干し草がいるかなぁ…

12月27日生まれのこむぎちゃん。我が家にやってきて初めての冬も楽しみ。
その前に秋は味覚の季節…。あけび、栗、くるみなんぞをとりにお散歩に出かけたいなぁ…



こむぎちゃん、スイッチOFF… zzzZZ~☆