2010年1月15日金曜日

寒波の中で人はあったかい生き物や。



今朝、通勤途中に林道で前を走ってたサーフがスリップした後、脇の斜面を転がり落ちていった。
一瞬のことやったけど、「これはヤバいやろ。大丈夫かいな…」と車をとめて転がり落ちた車を見に行った。


2年ほど前に夜勤やったころ、夜中の道路で路側帯に乗り上げて動けへんようになってたあのおばちゃんを思い出した。
冷たい雨の中、助けてやったのに礼のひとつもなかったあのおばハンや。「ありがとう」ぐらい言えよな、ほんまに…


まぁ、そんなことはどうでもええ。運転しとった人は大丈夫やろか。

枯れた草の上に降り積もった雪はコワいけど、とにかく斜面を下りて行った。
血だらけでえらいこっちゃーやったらどないしよ。夜、寝られへんで、きっと…とそんなことを考えながらや。

道路から4メートルぐらい下。車はひっくり返った状態で助手席側のドアが見えててそのガラスは割れてないから中が見えへん。
近づいていってもうちょっとで様子が伺えるっちゅうところで

ブおぉぉぉ~ っとアクセル全開。マフラーから煙がモクモクや!?

うおぉぉぉ~、どないなっとんねぇ~ん? と斜面で膝下まで雪に埋もれて腰が抜けそうな俺。(笑)


そしたら窓が上がって… (逆さになってるから上がって開くんや)
中から運転しとった兄ちゃんが顔を見せてくれた。

「ごめんね。ありがとう。大丈夫だから自分でなんとかするよ。」

とりあえず大きなケガはなさそうや。安心した。

通りがかったその人の知り合いとバトンタッチでその場から離れたけど、とりあえず無事でよかったなぁ、兄ちゃん。(兄ちゃん言うても40代ぐらいかな)

無事言うてええのかどうかわからんけど、あの兄ちゃんはついとる。


ここんとこ、ろくなニュースがないからまずは無事で良かったなぁ~なんて思ったわ。
そう言えば1年ほど前に俺も事故ってるんやけど、大きなケガせんですんだ。


こんな時はお互いさまやけど、気をつけなあかんなぁと思ったね。

頭ン中でウルフルズの「大丈夫」が流れた…。

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