2010年5月31日月曜日
穏やかに流れる時間
末っ子が種をまいたラディッシュです。
まだサイズ的に食べ頃ではないのですが、可愛らしい宝石のようです。
穏やかな気候の中でこちらはお昼寝タイム…
うのちゃんのバラのうち鉢植えにしたひとつがメキメキと成長しております。
肥料とか土の管理、その他いろんな条件が整うと美しい花を咲かせてくれるんでしょうけど、うまくいくかなぁ…
サトウカエデもしっかり根を張ってくれるかなぁ…。
10年後も20年後も30年後も…。それからもずっとそこで生き続けて大木になってくれるとええなぁ。
そう言えば、軒下の居候たち、スズメ2世帯とツバメ1世帯にはそれぞれヒナがいるようです。
大昔から続いてきた命。
大昔から発展し続けてきた野菜や果物を育てる技術。
とてつもない大きな時間の流れの中で動植物と触れ合って、自分や子供らの将来を考えたり、もっと先のことを考えさせられたり…。
すごく不思議でとても貴重なものを感じるのはなんでなんやろ…。
いずれにせよ今、自分はここで生きてる。
人間が作り出せるものは限界があるということはわかってるし、特別な何かを作り出そうとはあんまり思わへん。
それよりも周りの景色に目をやってみると、そこらへんにすごい感動的なことはいっぱいあるんや。
休日はジタバタとあれやこれやと忙しい。けど…
やっぱり何もできることがないんやな、人間っていう動物は…。
2010年5月29日土曜日
向日葵になりたいな・・・
例のバラが新芽を出しております。
これは棘がないほうでこむぎちゃんハウスの前に作ったアーチに咲いていただく予定。
そうそう、わんさかと景気よく咲いて欲しいもんです。
娘二人が種から育てている花も育ちのいいのをハートの花壇に移植完了。
奥さまの誕生日とヤギ飼い生活を始めた記念樹、サトウカエデの苗もまん中に植え付けました。
娘たちが大きくなって子育てしてる頃にはメイプルシロップの恵みが得られるとええなぁ…
西に日が傾いてから撮り出したので、今日の写真はちょっといつもと違うでしょ?
とにかく野良仕事がいっぱいあって、忙しい休日。
気温が上がらない日が多いですけど、今日みたいにぽかぽか陽気の日は時間を有効に使いたいと思いますよね。奥さまも夕方ぎりぎりまで土いじりです。
もちろん、子供らもぎりぎりまで遊びに没頭ですわ。
しかし仲のええ兄妹やな、ヤツらは…。
仕事のストレスからか、三半規管がおかしくなってるような一週間を終えて迎える休日。
とくに何もしなくても癒されてるのを感じます。
雑草の緑色、でっかい毛虫、子供らの笑い声、こむぎちゃんの楽しげな仕草…
それを感じることができる時間はありがたいもんです。
2010年5月15日土曜日
風と共に…
まいど、おおきに。こむぎでございますよ~☆
この週末は暖かくて風が心地よくて最高でしたよね。
我が家から見下ろす景色にもたくさんの田んぼがありましてね。
この週末は田植えと草刈りに農家の皆さんが精を出しておられました。
嫁さんが働いてるビニールハウスも苗の出荷の最盛期でめちゃくちゃ忙しいそうです。
そうそう、あそこのハウスです。
ええなぁ、どんな気分なんかなぁ。自分らが育てた野菜や花が巣立って行くのって…。
もちろん、稼ぐことが第一やろうけど品質が売り上げにつながるのは間違いないし、だからこそ精一杯面倒を見て育てて…。もちろん、農業に限らず畜産や漁業は全部、私たちの身体の血となり肉となり心となるものですやん。ほんま、感謝しないとバチが当たりますわ。
さて、仔ヤギのこむぎちゃんは草刈りに精を出しております。(笑)
子供らはこむぎちゃんが冬に食べる干し草のための収穫。一応、牧草です…。
信州に移住してきて、今思えば最初のころはただの憧れだけやったように思いますねん。
冬は寒さが厳しくて、夏の間にやることをしっかりやっとかないと!っていう何か特別な1年のサイクルを感じます。
あ、もちろん変な意味ではなくてそれが素晴らしいと思ってるんですよ。
我が家の冬は子供のアイスホッケーでてんてこ舞いなんですけど、やっぱり暖かくなったらこうしようああしよう…と自然と計画を練ってるんです。
土に根を下ろし
風と共に生きよう
種と共に冬を越え
鳥と共に春を歌おう…
そんな一節を思い出したら夫婦(つがい)で仲良く軒下に巣を作ろうとしている風来坊も追っ払えなくなるわけですよ…
寝室の窓からこの夫婦(つがい)の会話が聞こえてくるんですよね…。
♂「このハゲ親父の一家は安全らしいで!」
♀「なんでそんなん知ってるねん?」
♂「ほれ、ここに住んどるスズメが言うとったんや。」
♀「へぇ~。ほな、ここにしよか。」
まぁ、関西弁はさておき、おおよそそんな会話ですわ。
そうですねん、別の軒下と巣箱でスズメが冬からずっとおるんですわ。
考えてみたら大家族やなぁ…。
ま、賑やかでええけど。
ツバメちゃん、堆肥にできる糞をしてくれへん? (笑)
穀物を食べずに害虫を食べてくれる益鳥なので贅沢は言うたらあかんな…
2010年5月9日日曜日
岩魚(イワナ)棲む谷へ
天竜川水系のこの場所へは我が家から車で5分。
「休猟区」というのは鳥獣保護区と同様に鳥獣の保護を目的に指定される区域なんだそうですね。
今日の目的は長男の釣りとこむぎの散歩、散策などなど・・・。
カラマツの新しい緑色ってこんなにきれいやったんやなぁ…
川もすごい透明。 雪解け水、冷たそう…
アマゴでも釣れたらええねんけどなぁ~
仔ヤギのこむぎちゃんもわくわくうろちょろ…
生まれて初めて目にする川。きょろきょろして今にも飛び込みそうな感じでした。
リード(というかただの木綿の綱ですが)を持ってる奥方は冷や冷やしてました。(笑)
長男の釣りは結局、一匹も釣れませんでしたけど「どんな魚がいるのかなぁ…」というワクワク感で充分楽しんでました。
いつもの休日より少し早めに起こされましたけど、イワナも棲息する清らかな川、青々とした新緑や花で色づく山、鳥も蝶々も飛んでいる美しい季節を感じるのってええもんですねぇ~。
心が洗われるって言うのかなぁ~。とにかく気持ちよかったです。
その後、こむぎちゃんの柵のペンキ塗りを仕上げ。
さらにここからまだまだ可愛くしていきますよ~。
2010年5月5日水曜日
今日もお日様はご機嫌さん。
まいどおおきに、こむぎです。(笑)
このところ夕方のこむぎちゃんはハイテンション!
暑いのはどうやら苦手なのかなぁ…
西山に日が傾いた頃、突然すっごい嬉しそうに飛び回るんですよ。
昨日今日と2日間は子供らとこむぎちゃんの柵を作って、ヤギハウスのドレスアップも…
飯島町の柏屋木材さんに相談したところ、挽き落とし材をいただけることになってほんまに大助かり。
材木屋さんのブログでも紹介してもらったりして…
笑顔あふれる家づくり… をモットーにされてる材木屋さんのおかげで我が家も笑顔になりました。
あ、こむぎちゃんも…
子供らも協力してお手伝い…
ん? 誰や、このおっさん!?
こんなマブしいかっこいいヤツ、我が家におったっけ?
それはさておき、とにかくふわふわとしたビニールハウスの構造に伊那谷産の杉の柔らかい感覚がめっちゃええ感じなんですよ。
ほら、山から猿も下りてきたみたいで… (笑)
脚立なしでも彼はのぼっていたので、そのうちこむぎちゃんもかけのぼるでしょうね。
「子供の日」をどこかに出掛けることもなく、こんな作業で過ごしました。
材木屋さんのご厚意で我が家のヤギ飼いとしての暮らしがこんなに色づきましたよ。
ほんまに柏屋木材さんにはわがままを受け入れてもらって感謝です。
不思議なことにこむぎちゃんが我が家に来てから、いい出会いが多いんですよね。
幸運の女神なのかもしれません…
まだまだ完成ではないのですが、この小屋も柵もじつはこむぎちゃんだけのためではないんです。
そうそう。やっぱり赤ちゃんヤギが生まれた時、その命を守るためのものやと考えています。
しかし、ええ天気で暑い一日やったけど「子供のチカラ」を感じることができたいい連休の締めくくりとなりました。
来週は長男のリクエストで釣りに行きますよ~☆
2010年5月3日月曜日
タガヤス
この季節は毎年、畑を作っています。
畑を作るというのは、もともと畑じゃない場所を畑にする。いわゆる開拓に近い工程があるわけで、耕すまでが勝負。
そう言えば去年もお金がなくてツルハシで畑を作り、耕すのもツルハシを振ってましたわ。
今年は家庭菜園用の安いクワを買ったのですが、早くも柄が折れて二つ目を購入しました。固くてでっかい石もあるので柄が折れてしまうんです。安物は柄だけ買うより新品を買うほうが安く済むんですわ。(笑)
農家の方がトラクターを貸してあげるよって言ってくださるのですが、自分の手で畑と言える状態にしたいという思いもあって…、意地を張るわけですね。
ヤギも飼い始めて、いわゆる「農的暮らし」というものへの憧れを語ると、特別変わったことをやってる人間やと思われそうですけど、そうでもないんですよ。かといって無農薬野菜にこだわるベジタリアンでもない。確かに美味いんですけどね…
お日様が出ていて、ヤギが「んメェェェええええ~」と鳴けば外に出て、何かしら外の作業を探してしまうという健康的というか、何というか。
きっと地球という大自然の中で人間ってこうあるべきというか、こうあるのが自然なんやろうと思いますねん。
それはそうとコレ何?
↓ ↓ ↓
ご存知の方がおられたらぜひ、教えていただけないでしょうか?
キクイモ? あるいはその類のものなのかなぁって思ってるんですけど、我が家の土木工事…じゃなくて野良仕事でいっぱい出てくるんです。
食えるもんか、食えないもんか… 食いしん坊一家はそこが一番知りたいのです。
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