今日は立冬なんですね…。
我が家の裏山、経ケ岳です。中央アルプス最北端で地元の方々に愛される美しい山です。
お日さまが傾くとコントラストが強くなるこの時間の風景が好きです。
日中のやわらかい陽射しが一日の最後に力を振り絞ってるようで、まさに自然のエネルギーを強く感じる瞬間です。
庭のサトウカエデは葉を落とし始めています。
きっと目には見えないところで冬仕度を始めているに違いありません。
さて、落葉樹というけれど、なぜ葉っぱを落とすんでしょうね。
目には見えない、つまり人間ごときには知ることも出来ない自然界の不思議。
つべこべ言わずにその姿に学び、厳冬に向けて備えねば、、、。
少しだけの時間。神経を研ぎ澄まして季節を感じるっていうのもたまにはいいもんです。
人間として
人間の世界で
人間の時間の中で
人間が作った“便利”なものに囲まれて
それが良いことだと錯覚してしまう前に…
そんな答えにいつも辿り着いてしまいます。
ヤギという家族の存在もまるで鏡を見ているように感じることがあります。
さぁ何を始めようか。。。とチョコちゃんが語ってるみたいで…。
同時に笑っている彼女はお腹に赤ちゃんがいることが嬉しいよって伝えてるように感じるのです。
そうですね。きっといつものように寒い次の冬。
またいい季節になりそうです。
ちなみに落葉広葉樹が葉を落とすのは自らの乾燥を防ぐため。
大地から水を吸い上げ青々とした葉を広げ光合成をしてきた夏の季節。それと同時に葉っぱからは水分を蒸発させているのだそうですね。
これからの季節は乾燥の季節。自らの体を乾燥、つまり枯れさせないように葉を落とすのだそうです。