2012年11月7日水曜日

秋のコントラスト

季節の移り変わりは早いものです。

今日は立冬なんですね…。



我が家の裏山、経ケ岳です。中央アルプス最北端で地元の方々に愛される美しい山です。



 
お日さまが傾くとコントラストが強くなるこの時間の風景が好きです。
日中のやわらかい陽射しが一日の最後に力を振り絞ってるようで、まさに自然のエネルギーを強く感じる瞬間です。
 
庭のサトウカエデは葉を落とし始めています。
きっと目には見えないところで冬仕度を始めているに違いありません。
 
さて、落葉樹というけれど、なぜ葉っぱを落とすんでしょうね。
目には見えない、つまり人間ごときには知ることも出来ない自然界の不思議。
 
つべこべ言わずにその姿に学び、厳冬に向けて備えねば、、、。
 


少しだけの時間。神経を研ぎ澄まして季節を感じるっていうのもたまにはいいもんです。





人間として

人間の世界で

人間の時間の中で

人間が作った“便利”なものに囲まれて

それが良いことだと錯覚してしまう前に…



そんな答えにいつも辿り着いてしまいます。





ヤギという家族の存在もまるで鏡を見ているように感じることがあります。

さぁ何を始めようか。。。とチョコちゃんが語ってるみたいで…。





同時に笑っている彼女はお腹に赤ちゃんがいることが嬉しいよって伝えてるように感じるのです。





そうですね。きっといつものように寒い次の冬。

またいい季節になりそうです。





ちなみに落葉広葉樹が葉を落とすのは自らの乾燥を防ぐため。
大地から水を吸い上げ青々とした葉を広げ光合成をしてきた夏の季節。それと同時に葉っぱからは水分を蒸発させているのだそうですね。
これからの季節は乾燥の季節。自らの体を乾燥、つまり枯れさせないように葉を落とすのだそうです。



2012年11月5日月曜日

焼きりんご

信州伊那谷、周囲のアルプスは白い帽子をかぶってすっかり寒くなりました。

朝日がのぼりお日さまが射し込むまでは辺りは霜で真っ白…。



お日さまがのぼるにつれ霜は蒸発して穏やかな秋の一日に戻るわけですが、いよいよ白い季節が来たんだなぁと実感しています。

そして日向に出ると体がぽかぽかする。一年で一番お日さまの恵みを感じる季節でもありますね。



夕べはそのお日さまの恵みによって生み出される果物のひとつ、りんごのおやつが食後に登場しました。

もちろん自家製。毎年この時期の恒例スイーツです。





りんごの種類は紅玉。その名の通り、真紅で比較的小玉のりんご…であるはずなんですが今年は平均でかいように思います。

酸味が強い紅玉はジャムとかこういったデザートにはもってこい。焼きりんごの中のクリームチーズとすごく合っていて、甘過ぎずさっぱりとした味がなんとも言えないんですよ。







子供らにはこれも“おふくろの味”のひとつになるんだろうなぁ。。。



レシピも書いておきますね。ぜひ、お試しください。。。

〔4個分〕
材料 りんご 4個 (紅玉がオススメ)
    クリームチーズ 50g
    グラニュー糖 20g
    卵 1個
    生クリーム 100cc
    

①フタの部分を切り落とす。


②芯を直径5センチぐらいくりぬく。(器にするので貫通じゃないよ。)


③ボールにクリームチーズ、グラニュー糖を入れなめ らかになるまでかきまぜる。


④溶きほぐした卵を2回に分けてまぜ、生クリームを加えて混ぜ合わせる。


⑤りんごのくりぬいたところに④を流し入れ耐熱容器に並べる(フタはかぶせず横に並べる)


⑥オーブンの天板に水を張り200度で20分(目安)、蒸し焼きにする。


⑦表面に焼き色がついたらできあがり。(アツアツでも冷やしてもうまいっす!!)


以上でございます。





2012年11月2日金曜日

期待の星、Tくん

 
我が家の裏、下屋をかける増築をしています。
見習いのTくん、記念すべき最初の仕事です。
 
墨付けは自分がやりましたが、刻みは彼に半分やってもらいました。
 
 
 
刻み終えた部材は全部塗装・・・
 
 
 
 
 
大工は造ることが仕事。
いずれは家具まで作れるようになりたいという21歳、Tくん。
 
来週後半から彼を連れてしばらく神奈川県へ遠征。
いわゆる“旅仕事”ですが、帰ってくる頃には少しは自信がついてることでしょう。
 
 
 
 
世間的にも若者の就職難は大問題で、大工の下で何年も修行できる時代ではない昨今。とある企業のバックアップの下で「若者を育てる」こともやっていけることになりました。
 
実質、新弟子検査的な期間になりますが、大工の仕事は大八車。つまり「芯棒(辛抱)が金(お金・金属)」・・・。
 
彼にはしっかり頑張ってもらいたいです。
 
がんばれ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2012年10月29日月曜日

le petit marche´

昨日はお向かいの山、ハッチョウトンボで有名な“トンボの楽園”のさらに山奥、かねてから伺いたかったあのお店へ行ってきました。





ベンガラで着色したしっくい壁とストーブ・・・。温かい雰囲気のこちらはヨーロッパの郷土料理が楽しめるお店、プチマルシェさんです。

展示販売されている民芸品や店内で使われている家具もぬくもりのある素晴らしいものばかり・・・。




そうそう、プチマルシェさんといえば“ヤギ飼い”つながり・・・。(笑)
とある方からあそこもヤギを飼ってるよ~なんて紹介してもらったのは・・・もう1年以上前だなぁ。





プチマルシェさんはヤギ糞堆肥で野菜を育てたりヤギミルクでチーズなども手がけられてるそうです。
「農」から「食」を追求されているこういうお店が近くにあるというのはすごく嬉しいです。

ここで評判のお料理をご紹介しておきたいところなんですが、残念ながら昨日は時間がなくて・・・。
次回はゆっくりいただきたいです。呑む約束もしたし・・・。(笑)

冒頭のベンガラ&漆喰の壁もオーナー自身によるセルフメイド。それだけじゃなくてカウンターの板など店内のリフォームはすべて手がけられたそうですよ。すごいなぁ・・・。

ヤギさんの小屋とワンちゃんハウスの写真はあえて載せませんが、とても愛情のこもった素晴らしいものでした。
所々に見どころのあるオーナーシェフご夫妻のセンスの良さに感服いたしました。

皆さん、このお店はオススメですよ~☆
ぜひ!!





2012年10月21日日曜日

秋、燃ゆる森へ 

入笠山は赤石山脈(南アルプス)北端の標高1,955 mの山です。
週末、別の用事もあって家族揃って久しぶりに出かけてきました。
 
長男がマウンテンバイクにハマってることもあって、どうせならということで
高遠町からさらに山奥へ入って芝平から林道をドライブ・・・。
 
 
 
 
 
黄色く紅葉したカラマツの樹皮にくっついて垂れ下がってるのはサルオガセ。
標高の高い山奥、霧がかかるような広葉樹林に多く見られるんですよね。
 
 
林道脇の木々、隙間から遠くに見える山。快晴の青空・・・。
すごくきれいでした。
 
 
 
結局、そのまま山を越えて甲州街道、つまり国道20号線へ下り、富士見町で用を済ませ・・・
 
せっかくだから噂の360°パノラマの眺望を見たいということで、来た道を戻り、すでに夕方だったんですが入笠山に登ろうってことになりました。
 
日が傾いて柔らかい光が映し出す周囲の景色もまた美しくて、ぽかーんとしてしまったりして・・・。(笑)
 
 
 
 
今年は中学校2年の息子が西駒ケ岳に初登頂。
感激した話を聞いてわくわくする妹たちでしたから、程よく短時間で楽しめる今回の“登山”・・・。
 
富士山も北アルプスも八ヶ岳も諏訪湖も蓼科山もきれいに見えてました。
そうそう、もちろん我が家の裏山、中央アルプス経ケ岳も!
 
 
 
周囲をよく見ると、紅葉の木々だけじゃなくて空もお日さまも風もみんな秋のよそおいですね。 
 
 
 
ほんとに人間ってちっぽけだなぁと感じます。
 
 
 
気がつくとこんな時間まで、、、。
入笠山のてっぺんでわいわい遊んでる子供たちを見てると、なんだか嬉しくなりました。
 
 
 
 
信州の秋は短い・・・。関西から引っ越してきて8年目ともなれば、それも自然なこと・・・。
この瞬間を楽しんでおかないと。。。
 

2012年10月19日金曜日

秋の夜、星空の元、ヤギと語る僕・・・。

秋の夜。

台風の影響で今日は天気はいいのに上伊那地方は強風注意報が出ていたそうな。 

昨日は冷たい雨がだいぶ降ったしなぁ、、、。


満点の星空。

早くも我が家から東の南アルプスからは冬を代表するあの星座が覗いてる・・・



あぁ、今年もここまできたなぁ~なんてぼやいてみる。

天の川ももうそろそろお別れの季節なんやなぁ。もっとしっかり見とけばよかったなぁ・・・


というわけで、

廃材&間伐材利用で変化し続ける我が家のヤギさんハウスです。
甘えん坊でまっすぐこっちを見て呼ぶのは「もっといっしょにいたいよ~」の声。

でもね。人間にはこの気温、寒いんだよなぁ・・・





2012年10月14日日曜日

秋 ~ 四季彩 ~

我が家の記念樹、ジューンベリーです。 




秋の語源には、空の色が「清明(あきらか)」な時期からとする説。 穀物などの収穫が「飽き満ちる(あきみちる)」季節からとする説。 紅葉などに使われる「紅(あか)」が転じたとする説があるそうです。

我が家が関西から信州に引っ越して、最初に驚いたのはやはり冬の寒さでしょうか。
引っ越した地が北海道と同じぐらい気温が下がることで知られ、信州でもとくに寒い諏訪地域だったわけですからそれも当然のことでしょうか。

樹齢6年、まだまだ幼木ですが、孫の代にはシロップ採取を期待して大切に育てているサトウカエデ。


その厳しい冬が来る前の季節はまさに山が燃えるようにそれぞれの木々が色を出す瞬間・・・。
その美しさもまた想像をはるかに超えるものだったのも覚えています。

青々と葉っぱを茂らせ、花や実をつけた季節を経て、種を落とす季節。そのタイミング・・・

様々な木々や植物は何を見て聞いて何を感じて季節を過ごしているんだろう・・・。人間が短い間に築き上げた文明は違う方向に向かっているんじゃないかと感じる今、自然の摂理なんて、自然科学なんて、ヒトが解明する意味はどこにあるんだろうとさえ思ってしまうんですよね。

そして、家の軒先(ベランダの床の隙間や工房の壁の巣箱)で毎年雀が越冬するんですが、今年は彼らかな?
胡桃(くるみ)の木に2羽の雀・・・。
この木も伊那に家が完成して草を刈ったタイミングで芽を出した胡桃。つまり樹齢5年・・・。



カマキリの卵の高さが次の季節の積雪量・・・なんて言われているのをご存知でしょうか?
今年はまだ卵を見つけていないけど、どんな冬になるのかなぁ・・・。

ちなみに伊那市西部の山際である我が家の地域、今年の2月上旬、長野県内全域に低音注意報が発令された日に氷点下18.5℃を記録しました。
“寒い”を通り越して“痛い”に近い感覚のあの厳しい冬・・・。

でも、嫌いじゃないんだなぁ・・・。
もちろん、豪雪となれば被害も甚大となるわけで、昨年の冬も北部の方々は大変ご苦労をされたわけなんですが、寒くない冬は素直に快適と喜べませんよね・・・。
楽しめる程度に寒くなって降ってくれればいいなぁと思います。

面白いのは雪合戦の“雪だんご”が作れなくなるんですよ。
乾いた冬、されど気温は半端なく低いですから雪に湿り気がないんですよね。
もちろん、積もった雪に寝っ転がっても衣服が濡れることはないので防寒着さえされば子供らだけじゃなく大人も楽しい~となるわけです。 

とは言え、暖冬となればそうはいかないかもしれません、、、。
寒ぅ~い寒ぅ~い楽し~い冬がやってくることを期待しましょう~。(笑)

2012年10月9日火曜日

新入り ~黒いヤツがやってきた!!~

ジョージくんとこむぎちゃんが逝ってしまってから、我が家は白いシバヤギのカムイくんと茶色のチョコちゃんの2頭だったわけですが、今度は黒いヤギさんが縁あって我が家に居候することになりました。
 
 
 
鹿児島県のトカラ列島に生息するトカラヤギ。
2才のオスです。
 
 
野生といってもこの子はすごく優しくて人懐っこい・・・
(どこかの白ヤギとは大違いだな、、、)
 
 
ま、そんなことはどうでもいいけど、新たなゴートブリッジも作ってるところ。
昨日は子供たちが乗っかって遊んでました。
 
 
 
しかしクルミの木もでっかくなったなぁ~
 

秘密基地づくり ~最終ミッション!!~

あそびの杜学園・秘密基地プロジェクトもいよいよ最終回。
 
今回もこんなにたくさんの仲間が・・・。
 
 
 
 
 
 
初回から最終回まで各回ごとの募集で1回だけ参加、ほとんど参加、見に来るだけ参加(?)・・・。
とにかく大勢の方々の参加でここまで来ることができました。
 
もちろんいろんなメンバーがいますよ。

やんちゃ、おてんば、マイペースな子・・・、
ちゃんと話を聞いて率先してやる子・・・、
苦手意識から指示を待ってる子・・・、
モノづくりや道具の使うのは上手じゃないけど“大好き”なお父さん・・・、
いえいえ男どもには負けません!っていうお母さん・・・、
放っておきたいけどウズウズしてつい道具を持つわたくし・・・。(笑)
 
でも、どれも間違ってないと思います。
 

仲間の中には『自分の道』をしっかり持っていて、すでにその道のエキスパートとして活躍されてる方もたくさん関わってくれました。
私、“おにろく師匠”などと呼ばれ、知ってることを伝えてきただけなのですが、多くの方から逆に刺激をいただいて本当に有難い時間だったなぁ~と思っています。
 
 正直、あそびの杜学園のスタートということもあってある意味、特別な緊張感から離れられなかったですね。
「ある程度カタチにしないといけない。」
「刃物はどんどん使って欲しいけど、大怪我するなよー。」
などなど、、、
 
でも、途中から投げやりに聞こえるかもしれませんが、
そんなもんどーでもええわい!!
大事なことはそんなこっちゃない!!  と、変わっていったわけ・・・。
 
作業を進めるってことを考えると、全体、あるいは小グループである程度まとまってやってくことが必要なんだろうけど、そんなもの関係ないのだ~。(笑)
そう、必要なのはみんなの笑顔から生まれるパワーなんだなぁ・・・。
 
 
 
 
遠くは東京から2回目となるあの親子、今回はお父さんも来てくれましたよ。
イェ~イ☆

 
 
 
そして、今までに出来上がってきたプラットホーム(床)の上に最終回のみで壁と屋根を作るという無茶なペース。(笑)
 
屋根チームと壁チームに分かれて着々と・・・
 
(屋根チーム)
竹を使ったスタードームはカメ爺ことK師匠が教えてくれてます。
 
 
 
 
(壁チーム)
みんな協力してどんどん壁を作ってるぞ~ 
 
 
 
 
時間が経つのは早いもんで、あっちゅうまにランチタイムです、、、。
今日の昼食は民泊よしよしさん の雑穀弁当。これが最高にうまいんだなぁ~
 
 
ゆっくりのんびりしようかなぁ~というタイミングで午後からの作業のミーティングです! (笑)
 
 
そして、みんなの力でスタードームを上げる作業・・・。
 
 
直径3mのドーム、重い!
 
 
さらに枝をかわさないと・・・。
みんな、思ってた以上に大変だったかな?
 
 
でも、無事に完了!!
 
 
 
夕方4:30の時点でここまで。
 
このあと、打ち上げの闇鍋の準備もあってここで作業はおしまい・・・。
 
藁葺(わらぶき)の作業をみんなでやりたかったんだけどタイムオーバー、、、。
メンバーのハラケンさんから藁をいただいたけど来年に持ち越しです。
 
でも、闇鍋の準備を進めていただいてる間に子供たちとヒノキの枝葉を縛っていきました。
すでに相当暗かったので適当に・・・
 
 
 
 
そして、打ち上げ!
闇鍋、烏骨鶏のきのこ汁、新玄米のごはん、タンドリーチキン・・・。美味かったなぁ~
 
 
 
 
子供たち、藁のベッドで・・・
 

 
コマちゃん園長のリポートから写真(一夜明けて)をいただきました。
いい感じにできてたみたい・・・。
 
 
この枝葉。葉っぱは枯れても枝は残ってくれるでしょ?
 
そこに藁を縛るとどうなるかなぁ・・・。
 
竹・小枝・藁・・・、見事な天然素材の組み合わせとなるでしょう。
 
 
おっと、稲藁のベッドで気持ちよさそうだねぇ、Mさん~☆
 
 
ごく自然に集まった仲間・・・
子供たちが描き出した『秘密基地の設計図』・・・
イメージ通り出来たかどうかはそれぞれ違っているかもしれません。

でも・・・。

確かに秘密基地は出来上がった、、、。
子供たちが稲藁のベッドで毛布にくるまって笑った、、、。
その笑顔からエネルギーをもらえた、、、。
 
ほんとに最高な気分だよ~!!


 
ということで、あそびの杜学園の今季『秘密基地プロジェクト』全プログラム完了です!
関係各位、参加メンバー皆さんの熱意と笑顔に最大の感謝!!
 
ありがとう~☆
 


なお、11月に現地の片付け、冬支度を行う予定です。
右側にリンクもありますが、ご興味のある方、取材について、「信州あそびの杜学園ホームページ」もしくは080-3578-9689(工房鬼六・藤田)  までお問い合わせください。


 
 
では、最後に今季秘密基地プロジェクトの様子を総集編で・・・


2012年10月3日水曜日

黄色の季節へ

「奏でる」とはつたえること。
 
障害者支援施設の秋祭りで中学校吹奏楽部が演奏。中学一年生の長女の晴れ舞台・・・
朝練のために早起きして頑張った成果には驚かせられました。
吹奏楽部の雰囲気も良さそうで、演奏にも楽しさがあふれてるように感じました。
 
中学生とはいえ迫力ある演奏。想像をはるかに超える美しい音。
やっぱり音楽はいいなぁと素直に感じました。
 
見ている皆さんにも伝わるものがあったんじゃないでしょうか。
 
 
 
 さて、久しぶりにヤギさんの登場です。
 
ついこの間まで青々と茂っていた草。このところの朝夕の冷え込みで少しずつ姿を変えています。
 
不思議なもので草の緑も減ってくると寂しいもんです。
 
 
2頭とも名残惜しむように食んでいました・・・。
 
 
 
夕方から翌朝までは2頭とも同じヤギ小屋に入って仲良くしています。
 
こちらはまだ作りかけの高床。
 
 
 
 
雪が降るまでにここに小さな小屋を作る予定なんですが・・・一向に進みませんな、、、。
 
 
 
 
あれこれ進めたいこともあるんですが、体が3つぐらい欲しい状態。

雪が降る前に工房の屋根をなんとかしないと・・・。

2012年10月1日月曜日

草がそこにある意味。



いよいよ10月になりました。 今年ももう秋なんですね。澄み切った青空に高い雲、爽やかな夕方を過ぎ、日が暮れると急に肌寒くなります。


9月最後の日曜日は“祭典人足”でございました。
年に2回、春と秋の地区行事。いわゆる地区のお掃除で今回はもちろん草刈りがメイン。

でも、これがけっこう手強い。とにかく大変なんです・・・。(汗)


 
よ~く見てください。この土手の下、竹や草が生えておりますが、ここには幅2mほどの整備された川があるんです・・・。
 
これを書いている今、ちょうど大型の台風が日本列島を通過してますが、定期的にこの草や竹を取り除いてやらないと、ゲリラ豪雨なんかの時にはえらいことになってしまうんですよね。
 
この美しい自然や里山を壊していくのはヒト。でも、守るのもヒトなのです。
 

 
 
 
山には神がおられる。
木にも、竹にも、そして・・・草にも。
 
草刈りはするけど、次々と草が生えてくるのにも理由があるはず。
 
だから刈られた草も美しく積もう・・・なんて、自然に考えてしまう日曜日の朝でした。