2011年3月20日日曜日

ヤギのいる暮らし



先週から我が家に居候中のMさんちのトカラくん。こむぎちゃんと仲良くしています。

それにしても前足の向きがなんか変…
この写真なんかすごい違和感。二人羽織か獅子舞か…前足が人間っぽく見えません? (笑)



よく見るとすごい爪が伸びてます。今まで切ったことないのかなぁ…
切ってやりたいところですが、まだお互いにそこまでの信頼関係ではありません。
ほんまに歩きにくそうで可哀そうやな…

上の写真を見るとおかしくて笑ってしまうんですけど、崖を駆け下りたりできる野生のヤギでもない限り爪は当然伸びるわけです。

あまり知られてはいませんけどヤギは偶蹄目ウシ科の動物。畜産農家の乳牛も1年に2回、爪切りするのが一般常識。
馬のフットケアをする装蹄師というのはは知られてるかもしれませんけど、牛にも削蹄師っていう爪切り専門の職業があるくらい、健康管理という意味でも爪切りは重要なことだそうです。

何かあればすぐに飛んできてくれる獣医さんはいるのですが、飼い主としてその子が健康かどうかチェックできないと野生という本来あるべき環境から離して柵に入れる資格はないと感じています。

そう言えば去年の今頃、ヤギなんてよくわからん動物を飼うなんてことができるんかいな…なんて思ってたなぁ。
わからんまま、よく観察して…話しかけて…触って…比較的難しい前足の爪切りに挑んだ時はコワかったなぁ…。
ビビってる自分にこむぎちゃんが横目でこっちを見ながら「はよぉ、切らんかいメぇぇぇええ~!」なんて…。



もちろん信頼関係のカケラもないトカラヤギくんが我が家にいてすごく感じるのは彼が困ってたり怖がったりしてること。それ以上にヤギという動物を教えてくれてたこむぎちゃんのこと…。

なんでヤギが飼いたかったのかと聞かれるとやっぱり今でも「ふつうのペットにはないヒトとの距離」と答えます。

ヤギのことはまだまだわからんことも多いし、こむぎちゃんが赤ちゃんヤギを無事産んでくれるかどうか、無事に産まれて我が家の“ヤギ飼い”の暮らしがどうなってゆくのか、そんなことは今は何もわかりません。

でも、きっと何か問題が出てきた時にこむぎちゃんが教えてくれるような気がする今日この頃。




ヤギのいる暮らしは素晴らしいもんですよ。

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