2012年9月22日土曜日

“古き良き”時代へ

先日、上の子供が通ってる中学校のPTA作業(環境整備)をやった時に、処分されることになったものをいくつかいただいて帰りました。 そのひとつを末っ娘が気に入って自らサンドペーパーをかけ再塗装したそうです。 机と椅子・・・。 



そう言えば自分だけの勉強机を持ってないウチの子供ら。 それどころか自分の部屋というものもないんですが、、、。(笑)
特別な気持ちでこの机と椅子を迎え入れたようで、思いを込めてリフォームしておりました。





オヤジは前日に続いて山小屋の現場へ・・・。


野地と呼ばれる屋根の下地を張る作業、いわゆる野地仕舞いをやって板金屋さんが屋根を葺きに来てくれるまでに雨が降ってもいいようにアスファルトルーフィングまで・・・が今回の仕事。 


ここまでくると野地板も無垢でいきたいところですが、お施主さまもあまり贅沢なものでなくていいとのことで合板を使って屋根裏の見える部分を塗装することにしました。
いい感じになったでしょ?




高いところが苦手なお施主さまのKさんも初登頂・・・。(笑)
こりゃ、いいわぁ~。勾配がゆるいから屋根の上も歩きやすいねぇ~。
 

木々の間隔が狭かった山の手入れ、チェーンソーや薪割り機などの道具置き場だけじゃなくベースキャンプ的にも使える小屋を作るという計画がもちあがったのは雪深い冬だったそうです。
そして、光が十分差し込むようになった山にはこれからブナの幼木など広葉樹を中心に新たな森林(もり)造りを進めるそうです。穏やかなKさんの周囲には楽しいお仲間がおられて、この日もMOTHER TREE(知る人ぞ知るこだわりカフェ)のTさんが塗装を快く引き受けてくださいました。



山はいいなぁ。Kさんは、ここにはいろんな人が集まって、楽しく愉快に過ごせる・・・そんな場所にしたいとおっしゃられていました。

今後も大切にお付き合いさせていただきたいなぁと思っています。

無垢の木で作られた中学校の机と椅子、今回の在来工法で作った山小屋、広葉樹の森林・・・。やっぱり将来、“古き良き”と呼ばれるようなものを作っていきたいものです。

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